ME技術実力検定試験

試験について

ME技術実力検定試験は、日本生体医工学会による民間資格の検定試験です。
「医療機器やシステムにおける医学・工学の知識」をはかることを目的とし、第1種・第2種の2つの試験が用意されています。

それぞれの認定レベルは以下の通りです。

  • 第1種:医療機器を総合的に保守・管理でき、教育・指導できる知識も備わっている
  • 第2種:適切な指導のもとで、医療機器を実際に医療現場で応用できる

「国家試験は第2種ME技術実力検定試験の上級版」と言われており、多くの先輩達が受験勉強のひとつとして第2種ME技術実力検定試験の合格を目指してきました。

詳細はこちら(ME技術教育委員会)

第2種検定試験の合格率

第36回(平成26年実施)の試験結果は下記の通りでした。

受験者数 6,561名
合格者数 2,198名
合格率 33.5%

ここ数年における合格率は、およそ30%〜35%です。

これまでの合格率はこちら

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合格率をみるとかなりの難易度を感じます。第2種検定試験について教えてください。

この試験は臨床工学技士養成校の学生だけでなく、医療機器関連企業の方や、MEに関心のある学科の学生も受験します。臨床工学技士養成校の学生の合格率はもっと高いと思われます。
養成校では第2種検定試験を国家試験合格の目安にしているところが多く、国家試験受験前までに合格するよう指導している学校がほとんどです。養成校の2〜3年目で合格できるレベルといえるでしょう。

第2種検定試験はどのように勉強したら良いのでしょうか? また、講習会などはありますか?

検定試験や講習会の情報は以下のHPで確認できます。

参考書としては、以下のような書籍があります。

  • 「MEの基礎知識と安全管理」(南江堂)
  • 「MEワンポイントアドバイス」(秀潤社)
  • 「ナースMEのための臨床工学ハンドブック上下」
    (ベクトルコア)

また、過去試験問題の一部が公開されていますので、ご活用ください。

第2種ME技術実力検定試験問題集