お知らせ

第4回 臨床工学技士養成教員学術研究会 開催要領

平成30年7月吉日

一般社団法人 日本臨床工学技士教育施設協議会 会員校
学科責任者・教育委員会委員 各位


一般社団法人 日本臨床工学技士教育施設協議会 教育委員会主催
第4回 臨床工学技士養成教員学術研究会
開催要領

 

この度、一般社団法人日本臨床工学技士教育施設協議会教育委員会主催で、「第4回臨床工学技士養成教員学術研究会」を2018年9月29日(土)・30日(日)に東京(浅草橋)で開催致します。本研究会は、会員校の皆様の日頃の教育実践に少しでもお役にたてる機会としていただけることを目指し、今回で第4回目の開催となりました。
そこで、第3回臨床工学技士養成教員学術研究会のアンケート結果をもとに会期を2日間に分けて、初日はこれまで同様に特別講演やワークショップ形式、2日目を少人数のグループに分けたスキルステーションといたしました。
主なプログラムには、臨床工学技士養成校の指定規則の変更も検討されている現状から、厚労省の担当者および他職種の指定規則改定に携わった講師による特別講演を加えました。また、教育の現場で役立つ様々な情報や手法に関する講演といたしまして、軽度発達障害の学生に対する教育的アプローチの在り方、JIS1022の改訂に伴う教育内容の対応、医学教育の質の保証に関する講演も予定しております。
さらに、2日目には実習や演習形式を伴う体験型講習を企画しました。養成校教員のスキルアップに寄与することを目的として、「インストラクショナルデザイン(ID)を用いた実習の工夫について」、「臨床実習前にすべき事前指導の具体例について」、「臨床工学技士養成校で実践されているOSCE試験の体験」、「五択試験における作問の基本」の4つの項目を用意いたしました。
ご参加いただいた皆様にとって有意義な研究会になりますよう全力で準備を進めて参ります。皆様の参加を心よりお待ちしております。

第4回臨床工学技士養成教員学術研究会 実行委員
教育委員会 担当理事 木村 主幸
委員長  工藤 元嗣
副委員長 池永 栄
副委員長 鈴木 哲治
副委員長 深谷 碧

<研修会概要>

「1」会期:平成30年9月29日(土) 10:00~17:00(開場:9:30~)
会期:平成30年9月30日(日)   8:50~12:00(開場:8:20~)

「2」会場:浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス 3F ROOM 1・ROOM 2・ROOM 3
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋1丁目22−16 ヒューリック浅草橋ビル
URL:http://hulic-hall.com/

「3」プログラム概要

- 平成30年9月29日(土)-

1.開会の辞
2.開会挨拶
・10:00~10:10
一般社団法人日本臨床工学技士教育施設協議会 副代表理事 中島 章夫 先生
3.基調講演
・10:10~11:00
①文科省基調講演
「2020年の教育改革について(仮)」
座長 杏林大学 中島 章夫 先生
演者 未定
②厚労省基調講演
「医療福祉系の専門資格における共通基礎課程について(仮)」
演者 未定
4.特別講演1
・11:20~12:10
「医療人教育の質保証」
座長 北里大学 塚尾 浩 先生
演者 日本医学教育評価機構 常勤理事 奈良 信雄 先生
5.ランチョンセミナー
・12:20~12:50
「適正評価のための五択試験作問法」
座長 吉田学園 工藤 元嗣 先生
演者 九州保健福祉大学 保健科学部 砂子澤 裕 先生
※ 昼食用のお弁当を用意しております
6.特別講演2
・13:00~13:50
「JIS 1022の改定について(仮)」
座長 東北文化学園大学 深谷 碧 先生
演者 杏林大学 保健学部 中島 章夫 先生
7.特別講演3
・14:00~14:50
「今後の医療技術者養成の動向と教員のあり方についてー臨床検査技師教育を例としてー」
座長 北海道科学大学 木村 主幸 先生
演者 千葉科学大学 危機管理学部 三村 邦裕 先生
8.特別講演4
・15:00~15:50
「軽度発達障害に対する正しい対応方法について(仮)」
座長 博多メディカル専門学校 池永 栄 先生
演者 北海道医療大学 心理科学部 冨家 直明 先生
9.特別企画
・16:00~16:40
①テーマ「臨床工学分野における研究者育成教育の成功事例 ~クリニカルエンジニアリング7月号 卒業研究特集より~」
座長 杏林大学 鈴木 哲治 先生
「専門学校における臨床工学分野の研究者育成について(仮)」
演者 大阪ハイテクノロジー専門学校 山本 益士 先生
「在学中に実践した研究事例(仮)」
演者 愛仁会高槻病院 渡邉 恵三 先生
「大学における臨床工学分野の研究者育成について(仮)」
演者 新潟医療福祉大学 高橋 良光 先生
「在学中に実践した研究事例(仮)」
演者 獨協医科大学埼玉医療センター 渡辺 俊哉 先生
10.スキルステーションに関するガイダンス
一般社団法人日本臨床工学技士教育施設協議会 教育委員会 工藤 元嗣 先生

 

- 平成30年9月30日(日)-

1.ガイダンス・移動
・8:50~9:00
2.スキルステーション実施項目(以下の①~④項目を同じ会場で3クール実施)
・1クール   9:00~  9:50
・2クール 10:00~10:50
・3クール 11:00~11:50
①第1会場(ROOM1前方)
「IDを用いた少人数実習の工夫(仮)」
講師 済生会横浜市東部病院 山田 紀昭 先生
②第2会場(ROOM1後方)
「臨床実習前にすべき指導の在り方(仮)」
講師 吉田学園医療歯科専門学校 小山 有基 先生
③第3会場(ROOM2)
「OSCE試験の実際(仮)」
講師 北海道科学大学 菅原 俊継 先生
④第4会場(ROOM3)
「五択試験における作問の基本」

講師 九州保健福祉大学  砂子澤 裕 先生

スキルステーションの詳細について

実習または演習形式を伴う体験型講習を4つの項目について各項目を3回実施します。参加教員は、申し込み時に4つの項目から受講希望項目を3つまで選択していただきます。ただし1つの項目の受講人数を15名程度(各1回)としている関係上、多数の希望者が重なった場合は全ての希望に添えない場合がありますので、改めご了承ください。各項目の概要を以下に示します。選択する際に参考にして下さい。ご不明な点がございましたら下記担当者までお問い合わせくださいますようお願いいたします。
※それぞれの項目の概要は以下の通りとなりますので、出欠表でスキルステーションの希望を選択する際に参考にしてください。

1)IDを用いた少人数実習の工夫(仮)
少人数のグループ実習において、効率的かつ効果的な学びにつなげるためにIDの概念を活用した教育手法について実技を含めて体験します。一般的な養成校で行われている輸液ポンプの学内実習を題材とし、ディスカッションと実技を組み合わせた実習になります。

2)臨床実習前にすべき指導の在り方(仮)
臨床実習にむけて、受講学生に実際にどのような具体的な指導をするか?知識技術領域および態度領域において指導する項目と指導の流れ、実際の指導方法の仕方について講義と演習を組合せた形式で行います。

3)OSCE試験の実際(仮)
臨床工学技士の養成校において実際に実習前の評価として実施しているOSCE試験について実習生・患者・評価者(技術と接遇)に分かれ、ロールプレーイングで体験します。

※OSCE試験
臨床実技に患者対応を併せたシナリオを模擬患者に対して行うことで、コミュニケーションを含めた臨床能力を客観的に評価する試験で、医療系養成校の実習前評価として実施されている。

4)五択試験における作問の基本
国家試験を控える医療系養成校において、試験とは学生の力量を正しく図る手法であると同時に、学生自身が自分の苦手分野を発見し、復習することで知識の穴埋めをできる重要なステップアップの手段でもあります。そのため、目標を明確にしたうえで、多くの受験者が正しい認識を持てるよう文章表現に気を付け、適正な難易度の問題にする必要があります。今回は、特に五択試験に着目し半講義・半演習形式で行います。

3.閉会挨拶
一般社団法人日本臨床工学技士教育施設協議会 北海道科学大学 木村 主幸 先生
4.閉会の辞
 
 

「4」懇親会
・日時:9月29日(土) 17:30~19:30
・会場:未定

「5」参加申込(研究会および懇親会)

①添付してある別紙の出欠表に、「氏名」、「所属」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、「スキルステーションの希望優先順位」「懇親会の参加の有無」を記入していただき、事務局にメールにて送信してください。
 参加登録期限:2018年7月12日~8月20日
※会場の座席数上限に達した時点で締め切りとなりますので早めの登録をお願い致します。
②参加費
・参加費:5000円
・懇親会:4000円
・旅費交通費:旅費交通費は支給されませんのでご注意ください。

③宿泊などについて:特に指定はございませんので、各自でお早めに手配をお願い致します。

 

担当者連絡先: 吉田学園医療歯科専門学校 臨床工学科 工藤 元嗣
〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西1丁目1-11
TEL:011-272-3030 FAX:011-272-3012  E-mail:m-kudou@yoshida-g.ac.jp

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