生体医工学シンポジウム論文での事例報告論文の設定について
日本生体医工学会様より、「生体医工学シンポジウム論文での事例報告論文の設定」についてご案内がありましたのでお知らせいたします。
記
2023年9月8日から9月9日にかけて熊本市内で生体医工学シンポジウム2023が開催されます。今回のシンポジウムではシンポジウム論文として、「事例報告論文」を試行いたします。事例報告論文では、従来の論文と同様の査読が実施され、掲載の際も通常の論文と同列となります。
投稿の〆切は2023年6月16日までとなっておりますので、奮ってご投稿いただきますようお願い申し上げます。特に臨床現場におられる医工学研究者の方からの投稿を歓迎いたします。
生体医工学シンポジウム2023 特設サイト https://smartconf.jp/content/jsmbe-sympo2023/
※ 事例報告論文を投稿される方は、論文投稿を申し込む際に記入する投稿票の論文の種別に、事例報告論文の欄がございますので、これを選択して下さい。
※ 事例報告論文は、生体医工学誌のみの設定です。英文誌 ABEには、事例報告論文の設定はございません。
※ 生体医工学シンポジウム論文ですので、生体医工学シンポジウム2023熊本で発表して頂くことが前提となります(論文は投稿するもののシンポジウムには参加しない、ということはできません)。
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*事例報告論文とは
臨床現場でのニーズに基づいた研究開発は医工学領域において重要であります。そこで、学会として、臨床で使用する、機器やシステム、部品や部材、ソフトウェア等に対する、使用感や性能に対する印象といった、いわゆる事例の報告を論文として積極的に収載致します。例えば、新しい臨床機器の使用感、臨床現場での使用に基づいた性能の評価、こういった内容を想定しておりますが、これに拘るものではございません。
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*事例報告論文の形式や査読への考え方
事例報告論文では、業績や学位の審査において、これまでの論文と同様に扱えるものを目指しております。従って、飽くまで論文となりますので、これまで生体医工学に掲載されている論文と同様、その報告の有効性或いは必要性、その報告の新規性、報告の内容に対する信頼性を論文の中で主張して頂く必要がございます。特に、その事例を報告することの臨床的な必要性は、有効性の一環として明記してください。
以上